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   テーマ 127 計画通りにいかないことを肯定的に受け止め
         仕事に取り組む
         

■キャリア形成のきっかけは、80%が「偶然」

最近、「計画的偶発性理論」に関する記事を見かけます。

「計画的偶発性理論」とは、
スタンフォード大学の教育学・心理学の教授である

ジョン・D・クランボルツ氏が
1999年に発表したキャリア形成に関する理論です。

米国のビジネスマン数百人を対象に調査を行った結果、
成功した人たちのキャリア形成のきっかけは、

80%が「偶然」であったということです。

成功した人たちがキャリアプランを
持っていなかった訳ではなく、

自分が立てたキャリアプランとは
異なるさまざまな偶然が重なり、

結果的には世間から「成功者」とみなされる
立場になったということです。

計画的偶発性理論のポイントとしては、
下記の3点が上げられます。

1.キャリア形成にとって重要なきっかけの多くは、
  偶発的な出来事に影響を受ける。

2.偶発的な出来事からチャンスをつかむには、
  努力を怠らず最善を尽くし積極的に行動すること。

3.偶発的なチャンスが訪れるのをただ待つのではなく、
  自らが意図的に行動してチャンスを増やしていくこと。

計画的偶発性(よい偶然)をより多く起こすための
行動特性としては下記の5項目が上げられます。

1.好奇心
  偶発的なチャンスを増やすには新しいことに
  興味を持ち続ける ことが必要。

2.持続性
  失敗しても粘り強く続けることで、偶然の出来事、
  出会いが起こり、新たな展開の可能性が増える。

3.楽観性
  自分の意に沿わない仕事や逆境なども、
  自分が成長する機会になるかもしれないと
  ポジティブに考えることでキャリアが広がる。

4.柔軟性
  一度決めたことでも、こだわりすぎずに状況に応じて
  柔軟に対応することでチャンスをつかむことができる。

5.冒険心(リスクテイキング)
  新しいチャレンジは、失敗やうまくいかないことが
  起きるのはあたり前と考え積極的に
  リスクを取ることでチャンスが得られる。

■行ってみないとチャンスは得られない  

「計画的偶発性理論」を一言にまとめると、

「いろいろと行ってみなければ何も得られない」

「ものごとを成し遂げるためには、いろいろな出会いや偶然を、
 前向きにとらえる必要がある」

ということになるかと思います。

「行ってみない」、「前向きにとらえない」
このような行動をとっていると偶然を遠ざけ、
チャンスを得ることができなくなります。

「計画的偶発性理論」が注目されているのは、
昨今の時代背景の中で、
今、リーダーに求められる重要な行動特性であるという視点です。

VUCAとも言われる今の時代の中で、
管理職者には、自分の意志で目標をつくり、

その目標にチャレンジし、試行錯誤し、
成果を獲得していくという行動が求められます。

■獲得すべき成果、期日を設定後、
 実践ありきの行動で、トライアンドエラーを繰り返し、
 期日までに必ず目標を達成させる  

一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏は、現在の日本経済の弱体化の原因は、
分析過多、計画過多、コンプライアンス過多といっております。

管理職者に求められる今後の仕事の進め方、プロセスとしては、

「自社、自部署を取り巻く現状を踏まえた、
 今後の対応について自らの意志で目標を掲げ、
 その目標と設定理由を上司、同僚、部下の方に説明し、
 納得してもらい、実践ありきの姿勢で自ら率先して行動し、
 部下の方にも行動してもらう」

ということになります。

〇今後の仕事の進め方

「必要な成果が獲得できると確信できるまで考え抜いた
 自らの意志による目標、行動計画の設定」
  ↓
「関係者への説明、説得」
  ↓
「迅速に着手し行動する」
  ↓
「トライアンドエラーを繰り返し期日までに目標を達成する」

管理職者は、自分の担当部署を維持、向上、発展
させていかなければなりません。

そして、6ヶ月後、1年後の部署員の給料を
獲得していかなければなりません。

「計画的偶発性理論」からも

「失敗を恐れていては、何も得られないこと」、
「成果を獲得するためには、いろいろとチャレンジする中で
 チャンスを獲得していくこと」

が必要と分かります。

計画通りにいかないことを悲観的にとらえるのではなく、
逆にチャンス到来と肯定的に受け止め仕事に取り組む姿勢が重要です。